2023年11月24日

気づかぬ間に雨漏りのシミが広がる…

最初は小さい汚れかなと思い気にしていなかったものが、だんだん大きく広がり雨漏りのシミだと気づく事が良くあります。

そんな経験をされているお客様がたくさんいらっしゃいます

木造三階建サイディングボード貼り造物件

上の写真の物件は、木造3階建て窯業系サイディング直貼り工法(通気層がない)でした。

前回の塗替えから15年くらい経っていたそうです。

目視の状況から、サイディング継ぎ目の経年劣化によるシーリング破断と予想。

足場架設後の再調査で予想通り雨漏り箇所外面のシーリング破断、及びその他各所で確認されました。

この写真の外壁面は、風雨が特に強く当たる箇所でしたので雨漏りにつながってしまいました。

(古いシーリング撤去)

(全箇所シーリング打ち換え)

施工前

施工後

① シーリング打ち換え後

② 外壁と屋根を高圧水洗で雨漏り確認

③ 屋根は水谷ペイント 快適サーモ水系シーラー白を下塗、ナノルーフ15遮熱+2回塗りにて仕上

④ サイディング外壁面は、SK化研、下塗は水性SDサーフエポプレミアム、中塗、上塗は水性プレミアムシリコンにて仕上げました。

色は施工前を踏襲とのご要望でしたのであまり変化はありませんでした。

【板金屋根雨漏り物件】

この写真の現場は、増築の建物で板金瓦棒葺きの新旧取り合い部の谷から雨漏りしていました。

昨今のゲリラ豪雨等で工場の天井から雨漏りが発生するとお客様から調査依頼をいただきました。点検口を設置させていただき谷の下まで侵入したところ、谷の接合部から逆流した模様。

シーリングで急場をしのぎ、板金カバー工法で葺き替えの予定になっております。

【まとめ】

① 雨染みだけ漂白剤で消去などをしてもシミは消えても解決はしません。根本原因を調査し解決してからシミ部などの改修をしましょう。

② 信頼のおける業者に相談、依頼しましょう。