1級塗装技能士とは？この資格を持つ職人だったら施工後も安心！

1. 1級塗装技能士の特徴

何となく、塗装のスキルを持っているようない印象を受けるのが1級塗装技能士の資格です。2級と比べて、どの程度の難易度なのでしょうか。

1-1. 1級塗装技能士とは

リフォーム会社の中には、この資格を有している職人が在籍しているところもあります。厚生労働大臣が認定した、民間ではなく国家資格なのです。施工に関する幅広い知識を持っており、また技術面でも優秀な人物が持つ資格と言えます。
塗装技能士は、1級から3級まであります。最も難易度が高いのが1級であり、受験するための条件として、7年の実務経験を積んでいるという点が挙げられます。誰でも受けられるわけではなく、ある程度業界で活躍をしている人物だけが受験できる試験なのです。

1-2. 1級は難易度が高い

1級塗装技能士の合格率に関しては、50～60%と言われています。半数程度の受験者が合格すると聞けば、案外簡単なのではと思うことでしょう。
1級を受験するためには、7年もの経験を経る必要があります。7年以上塗装業務に従事している人物は、ある程度キャリアがあると判断できます。キャリアがある人ばかりが受験をしても、半数程度は不合格になってしまう試験なのです。
半数以上は不合格になるため、簡単な試験ではないと言えます。いくら経験を多く積んでいるからと言っても、スムーズに資格を得ることは難しいものです。1級の資格を取得した職人は、塗装に関する能力が高いと判断できます。

1-3. 1級と2級の違いとは

両者を比較してみると、受験資格に関して違いが見られます。2級に関しては、2年の実務経験があれば、受験することが可能です。あまりキャリアがない職人であっても、気軽に受けられる等級と言えます。
試験内容に関して、1級と2級のいずれも同じ科目となっています。「塗装一般」「安全衛生」などに関する学科試験があり、実技もあります。
1級の資格を有している職人は、2級保持者よりもキャリアがあり、知識や技術の面でも優れていると言えます。技術力に優れた職人がいるリフォーム会社を探す場合には、1級を持つ職人がいるかどうかを1つの判断ポイントとしてみるといいでしょう。

2. 施工技術に優れた業者の見つけ方

自宅や店舗の外壁などに塗装を行う業者を探すときには、重視したいポイントがあります。そのポイントを念頭に置いて探せば、施工後の仕上がりを見ると高い満足度が得られることでしょう。

2-1. 1級塗装技能士が在籍している

マイホームや店舗の塗装を職人に任せる場合、スキルの高い人物に依頼しなければなりません。目の行き届きにくい箇所も含め、美しく仕上げるための技術を有しているからです。1級塗装技能士が対応をすれば、見栄えの面でも高い満足度が得られます。
塗装を業者に頼む場合、耐久性にもこだわった施工を叶えてくれるかも重視しなければなりません。早期の段階で退色などが起こったら、再塗装をしなければならないので要注意です。その点1級の資格保持者が対応をすれば、塗装が長持ちするように、丁寧に作業を行ってくれることでしょう。

2-2. 地域密着型の業者が望ましい

塗装のタイミングは劣化の度合いだけではなく、地域の環境によって異なります。気温や湿度も考慮に入れて、塗装プランを検討することが大切です。
居住地に関して深い理解を持っているのは、地域密着型の営業を行っている業者です。幅広い地域を対象にサービスを行う業者よりも、地域のことを熟知しているので安心です。
また地域密着型の業者だったらフットワークも軽いので、早急に対応してくれます。お客様の事情に合わせて柔軟に対応するので、多忙な方にとって便利な存在と言えます。

2-3. 適正価格で塗装を行う

工事費は安ければ安いほどいい、誰もがそう思うことでしょう。しかしあまりにも安すぎている反面、塗装のクオリティが低い業者もあります。適正な価格でサービスを提供している、そんな業者を選ぶことが大切です。
相談からアフターまで、全ての工程をワンストップで行う塗装業者があります。ハウスメーカーと違い、下請けに作業を任せず運営を行っている点が特徴です。中間マージンが発生しないため、良心的な価格で作業を行ってくれます。
自社施工を行っている業者だったら、価格の点でも安心です。また営業コストを抑える努力に努めている業者だったら、もっと安心感を持って施工を頼めることでしょう。業者を探すときには自社施工で行っているかどうか、ホームページなどネット上の情報をチェックしつつ確認してみることも大切です。