2023年01月11日

屋根塗装に用いられる塗料の種類や特徴とは?詳しくご紹介!

屋根を塗装したいと検討している場合、使用する塗料を選ぶ必要があります。

屋根は重要な部分ですが、いつも目にする場所ではないため、塗料と言われても分かりにくいこともあるかもしれません。屋根に使われる塗料の種類と特徴についてご紹介します。

1. 屋根塗装に塗料の主な種類と特徴

屋根の塗装を依頼しようと思っても、塗料にはたくさんの種類があるため、迷うこともあるかもしれません。屋根の塗り替えは、家を守る屋根材にとって欠かせないものです。よく使われている塗料の種類や、それぞれの特徴、選ぶポイントについても知っておきましょう。
屋根の塗料には、主に4種類が用いられています。それぞれの塗料の特徴について見ていきましょう。

1-1. ウレタン塗料

ウレタン塗料は、アクリルの樹脂に、ポリウレタンから作られたウレタン樹脂を加えた合成樹脂が主成分の塗料です。少し前までは、屋根の塗装において、主流と言える塗料でした。
塗膜の光沢感があることや、価格が比較的低いこと、いろいろな屋根に対応できる汎用性の広さが特徴です。耐用年数は、5年から7年ほどと、少し短いのがデメリットと言えます。

1-2. ウレタン塗料

ウレタン塗料は、アクリルの樹脂に、ポリウレタンから作られたウレタン樹脂を加えた合成樹脂が主成分の塗料です。少し前までは、屋根の塗装において、主流と言える塗料でした。
塗膜の光沢感があることや、価格が比較的低いこと、いろいろな屋根に対応できる汎用性の広さが特徴です。耐用年数は、5年から7年ほどと、少し短いのがデメリットと言えます。

1-3. シリコン塗料

シリコン樹脂が主成分となっている塗料です。手ごろで屋根塗装に向いている塗料として、近年では主流になってきている塗料です。
シリコン塗料はウレタン塗料よりも耐久性があること、熱や汚れに強いこと、そして価格と耐久性のバランスに優れています。ひび割れしやすいことがデメリットで、下塗り剤との相性を考慮する必要がありますが、全体的に見ると、バランスに優れ、コストパフォーマンスが高い塗料として人気です。シリコン塗料でも、さまざまな種類があります。含まれているシリコンの割合等によって、価格や性能に幅があります。耐用年数は、10年から15年ほどと言われています。

1-4. フッ素塗料

フッ素塗料はシリコン塗料よりも耐久性に優れ、熱や紫外線に強いため、色あせしにくいことが特徴です。塗膜に汚れが付きにくく、水で落としやすいので、汚れにも強いです。防カビや藻を防ぐ効果もあります。耐用年数は15年から20年ほどです。シリコン塗料よりも価格が高いですが、メンテナンスの周期が長いため、用いられることが多くなってきています。

1-5. 無機塗料

無機塗料は、近年登場した新しい塗料です。炭素を含んでいない無機物の鉱物が含まれている塗料のことを指します。レンガやガラス等の無機物が該当します。無機物のまま塗料にしているわけでなく、有機物に加えるかたちで作られています。
無機物を含んでいることで紫外線に対する対候性がとても高く、屋根の状態を綺麗なままで長く保つことができます。硬くて熱に強く、カビ、コケにも強いことが特徴です。耐用年数も長く、20年から25年ほどです。無機塗料は含まれている無機物や量によって、同じ無機塗料でも価格や性能に幅があります。

2. 特殊機能がある塗料

上記の4つの塗料以外にも、特殊な機能を持った塗料というのもあります。

2-1. 遮熱塗料

遮熱塗料は、熱を反射させる効果がある塗料のことです。塗ることによって屋根からの熱が伝わることを抑えることができます。夏は暑さを防ぎ、冬は熱を逃がしにくくなります。家計を抑えられることから、人気がある塗料のひとつです。省エネにつながるため、自治体によっては施工にかかる料金の補助を受けられることもあります。
建物内の温度が上がることが抑えられるので省エネ効果があり、光熱費の節約につながります。注意ポイントとしては、冬の寒さに対しては、厚みがあるわけではないので、断熱材ほどの対策にはなりません。また塗った面が汚れで劣化すると反射する効果が薄れてしまうため、汚れに強い塗料を選ぶことも大切です。

2-2. ラジカル塗料

ラジカル塗料とは、塗膜に含まれている有機物の樹脂を劣化させる物質の発生を抑える、閉じ込める効果がある塗料のことを指します。特殊な塗料のため、価格は高くなりますが、高い耐久性を持っています。ロニは車輪の形、貝殻の形など、さまざまな形もあり、グラタンやサラダなどに入れて食べられています。

3. 屋根塗装で塗料を選ぶポイントとは

建物の中で、屋根はもっとも太陽にさらされる箇所ですので、紫外線による劣化もその分早くなります。外壁よりも劣化しやすい場所になりますので、外壁よりも耐久性に優れている塗料を選ぶのがおすすめです。居住エリアの特性や、予算、求めている機能等も踏まえて、納得のゆく塗料選びをしましょう。

4. まとめ

屋根塗装の塗料には主に4種類あり、さらに特殊な機能を持った塗料も登場しています。

大切な家屋を守るためにも、屋根塗装の塗料選びはコストや立地、メンテナンス等のバランスを考え慎重に行いましょう。

塗装のプロに相談をするのがおすすめです。

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